今や使わない日はないスマホ。毎日数時間はスマホを触っているという方も多いはずです。ふと、1回の充電でかかる料金について気になったことはありませんか?本記事では、スマホの充電にかかる料金やその計算方法について紹介します。
スマホの充電にかかる料金は1回〇〇円
スマホをフルで充電するのにかかる料金は、1回約0.32円です。1日1回充電すると仮定すると、1ヶ月で9.6円、1年間で115.2円かかります。
実際には、コンセントから充電ケーブル、スマートフォンのバッテリーに至る過程で電力が一部失われてしまいます。それでも1年間にかかる充電費用は150円未満です。
1年間でペットボトル1本分程度なので、充電費用の心配は不要です。
スマホの充電にかかる料金の計算方法
スマホの充電にかかる料金は、Wh➗1000×1kWhあたり電気料金で算出できます。
Whは電流を1時間流した時に蓄積できる電気エネルギーの量です。スマホのバッテリー パックに記載されています。また、1kWhあたり電気料金は電力会社によって異なりますが、25〜26円程度が平均です。
参考:くらしTEPCOweb
モバイルバッテリーで充電したときの料金は?
「モバイルバッテリーの方が充電1回あたりの料金は安いのでは?」と思うかもしれません。しかしモバイルバッテリーを使ってスマホを充電すると、1回の充電にかかる料金は約1円です。
コンセントからの充電と比べると約3倍の費用がかかります。しかしそれでも1日1回充電すると仮定して年間にかかるには350円程度なので「気にする必要はない」という捉え方もできます。
USBでパソコンから充電したときの料金は?
スマホの充電は、コンセントやモバイルバッテリーだけでなく、パソコンのUSBポートからも行えます。
スマホを充電するのにかかる費用自体はコンセントもUSBも変わりません。しかしスマホをパソコンのUSBで充電している間、パソコンの充電も消費されてしまいます。
また、コンセントでの充電の方がUSBでの充電より速度も速いです。USBから充電するメリットはコンセントがなくても充電できることだけです。
近くにコンセントがなくて、パソコンの充電が十分にあるときは、パソコンのUSBポート経由でスマホを充電しましょう。
モバイルバッテリーを使わずに電源から充電した方がわずかに安い
スマホを充電する方法は、コンセント・モバイルバッテリー・USBの3つです。その中で最も安く充電できるのはコンセントです。
しかし充電にかかる料金は、どの方法を使っても1年に数百円程度なので、安さよりは快適さでスマホの充電方法を選ぶべきです。
いざというときに便利なのでモバイルバッテリーは持つべき
モバイルバッテリーでの充電は、今回紹介した3つの方法の中で最も1回あたりの充電にかかる料金が高い方法です。
しかし最も便利なのはモバイルバッテリーです。なぜならモバイルバッテリーがあればいつでもどこでも充電ができるからです。
家で充電するのを忘れて外出してしまったとき、移動が多くていつもよりスマホを使ってしまったときなど、モバイルバッテリーがあればすぐにスマホを充電できます。
スマホの充電にかかる料金は気にする必要なし!
スマホの充電にかかる料金を、コンセント・モバイルバッテリー・USBの3つ紹介しました。確かに1回あたりの充電にかかる料金にわずかな差はあります。最もお得に充電ができるのはコンセントでの充電です。
しかしわずか数百円・数十円のために毎回コンセントで充電するよりは、ストレスなく充電できる方法を模索するべきです。
年間数十円得する方と数十円損するがストレスなく過ごせる方であれば、後者を選びます。スマホの充電の悩みを解決するにはモバイルバッテリーは必須です。