骨伝導イヤホンとはどんなイヤホンなのか、骨伝導イヤホンは安全なのかという疑問を抱いている方も多いですよね。
結論から言えば、骨伝導イヤホンを使うメリットは非常に多く、安全に使用できるため、おすすめです。
この記事では、骨伝導イヤホンのメリット・デメリット・安全性や、おすすめの骨伝導ワイヤレスイヤホンについて解説します。
記事を読み終えれば、自分にぴったりな骨伝導ワイヤレスイヤホンを見つけられるので、ぜひ参考にしてみてください。
骨伝導イヤホンとは?
骨伝導イヤホンとは、頭蓋骨の振動を利用することで、聴覚神経に音を伝えるイヤホンです。
こめかみに装着するタイプが多いですが、耳の後ろなどに装着するタイプもあります。
一般に、通常のイヤホンは、鼓膜を振動させて音を届ける仕組みになっています。
しかし、骨伝導イヤホンは、外耳や中耳を通して音を伝えないため、聴力が低下してしまった難聴の方でも音楽を楽しめます。
骨伝導イヤホンのメリット
骨伝導イヤホンのメリットは、主に以下の3つです。
- 周囲の音が聞こえやすい
- 長時間の使用でも疲れにくい
- 耳を清潔に保てる
周囲の音が聞こえやすい
骨伝導イヤホンは、耳を塞がずに装着するため、周囲の音が聞こえやすいのがメリットです。
イヤホンを付けたままお会計をする際に、店員と会話をするためにいちいちイヤホンを外すことになり、煩わしさを感じることは多いですよね。
骨伝導イヤホンを使えば、お会計の際にわざわざ耳からイヤホンを外す必要がないため、大変便利です。
イヤホンを外す時間を省けるため、スムーズにお会計を済ませられます。
また、道路で普通のイヤホンを付けていると周囲の音が聞こえづらく、後ろから接近している車や自転車に気づくことが難しいため、非常に危険です。
骨伝導イヤホンを使えば、周囲の音を聞き漏らすことはないため、道路でも安心して音楽を楽しめます。
長時間の使用でも疲れにくい
骨伝導イヤホンは、耳の穴を塞がずに装着するため、長時間使用しても耳が痛くなることがなく、疲れにくいです。
骨伝導イヤホンは、カナル式などのイヤホンでは耳が疲れてしまうという方や仕事などで長時間イヤホンを装着しているという方にもおすすめです。
耳を清潔に保てる
骨伝導イヤホンは、耳を塞がないオープン型であるため、外耳炎のリスクがなく、耳を清潔に保てます。
在宅ワークでのオンライン会議などでイヤホンを長時間使用することにより、外耳炎や耳の痛みなどの問題が増えてきています。
また、スポーツ時にイヤホンを装着することで、汗や皮脂が耳に閉じ込められ、不衛生な状態になってしまうことも少なくありません。
骨伝導イヤホンを使えば、オンライン会議中のイヤホンの長時間使用やスポーツ時のイヤホンの使用も問題ありません。
骨伝導イヤホンのデメリット
骨伝導イヤホンのデメリットは、以下の2つです。
- 音漏れが激しい
- 音質に限界がある
音漏れが激しい
骨伝導イヤホンは耳を塞がないため、周囲へ音漏れしやすいという点がデメリットです。
モデルや音の大きさによって音漏れの程度は大きく異なりますが、耳を塞ぐ通常のイヤホンと比べると音漏れが激しいです。
公共交通機関を利用する際には、隣に座っている方に迷惑をかけてしまう可能性があるため、注意が必要です。
また、図書館などの静かな環境では、小さな音漏れでも気になってしまう可能性が高いため、使用する場面は選ばなければなりません。
音質に限界がある
骨伝導イヤホンは、周囲の音を取り込みやすい構造になっているため、騒がしい場所では雑音を拾ってしまい、音質が悪くなります。
また、骨伝導イヤホンは、固体である骨を利用して音を伝えるため、振動しやすい空気を利用する一般的なイヤホンよりも音質が悪いです。
特に普通のイヤホンと比べると、骨伝導イヤホンは、低音がきれいに聞こえづらいです。
イヤホンに高音質を求める方には、骨伝導イヤホンはおすすめできません。

骨伝導イヤホンは危険ではない
骨伝導イヤホンに用いられている骨伝導技術は、極めて安心・安全な技術です。
骨伝導技術は、もともと難聴の方の補聴器を開発する際に用いられた技術であり、現在でも補聴器に実用化されています。
イヤホンにより難聴になってしまう原因は、大音量で音楽を聴いてしまい、感覚細胞が壊されることです。
骨伝導イヤホンであれば、周囲がうるさくてもイヤホンの音量を上げる必要はありません。
大音量での音楽鑑賞により、難聴になってしまうリスクも低いため、安心して利用できます。
【ワイヤレス】おすすめの骨伝導イヤホン10選
Aftershokz Aeropex OPENRUN

Aftershokz Aeropex OPENRUNは、振動が顔に対して30度の傾きになるように作られており、長時間使用しても疲れにくいように設計されています。
10分の急速充電で最大1.5時間の音楽再生が可能なので、バッテリー切れになった時でもすぐに使えるのも大きなメリット。
また、IP67防水規格を取得しているため、汗をかくスポーツ時やアウトドアの遊びの際にも安心して使用できます。
Philips TAA6606BK

Philips TAA6606BKは、イヤホンの素材にチタンを採用しており、ネックバンドが軽くて丈夫です。
Bluetooth5.2を搭載しているため、接続は安定しており、ストレスなく音楽や通話を楽しめます。
IP67の防塵・防水性能を備えているため、急な雨が降ってきても慌てる必要はありません。
また、汗をかくスポーツ時に音楽を聞きたい方にもおすすめです。
ライトニングを採用しており、視認性に優れているため、夜間のランニングの際にも、安心して骨伝導イヤホンを使用できます。
Goosera H11

Goosera H11の重さは、23.5gで超軽量設計となっており、長時間の使用でも疲れにくく、痛くなりにくいです。
また、軽い上に収納袋も付いているため、非常に持ち運びやすいです。
Bluetooth5.1を搭載しており、音飛びや音の途切れがほとんどなく、ストレスフリーに音楽や動画を楽しめます。
たったの2時間の充電で約12時間の連続再生が可能なため、充電頻度が少なくて済むため、バッテリー性能は魅力的です。
Timicon Openear Solo

Timicon Openear Soloは、CVC8.0ノイズキャンセリングを搭載しており、スムーズに通話することが可能です。
また、Bluetooth5.2を搭載しているため、接続が安定しており、快適に音楽鑑賞を楽しめます。
1.5時間の充電で、約10時間の連続再生が可能なため、短い充電時間で長時間使用できるのもポイントです。
Bearoam S9

Bearoam S9は、IPX7に対応した骨伝導イヤホンであるため、突然の雨や運動時の汗による故障の心配はありません。
対応コーデックは、aptXとAACであるため、高音質で音楽を再生できます。
さらに、CVC8.0ノイズキャンセリング機能を搭載しており、ノイズを抑えてスムーズに通話することが可能です。
Vidonn F1

Vidonn F1は、ほどよい側圧で耳にフィットするため、ズレがほとんどなく、付け心地が素晴らしいです。
素材には、チタン合金が使われており、非常に軽いうえに耐久性にも優れています。
また、Bluetooth5.0が搭載されているため、通信速度が速く、音楽再生中に途切れることはありません。
さらに、IP55防水規格を取得しているため、汗をかくスポーツ時やアウトドアの遊びの際にも安心して使用できます。
BOCO earsopen PEACE-TW-1

BOCO earsopen PEACE-TW-1は、耳を挟み込むイヤカフ構造を採用しているため、イヤホンが落ちる心配がなく、一般的な骨伝導イヤホンよりも音漏れが半減されています。
IPX7レベルの防水性能を搭載しており、フィット感も優れているため、スポーツ時やアウトドアでの遊びの際にも安心して使用できます。
連続再生時間が12時間と、バッテリー性能は、骨伝導イヤホンの中ではかなり優秀です。
片耳の重さは約9gとなっており、一日中使っても疲れることはありません。
HORIZON Alien 骨伝導メガネ

HORIZON Alien 骨伝導メガネは、イヤホンのように耳を塞ぐことなく、メガネを付けるだけで使用できるメガネ型の骨伝導イヤホンです。
また、同時に2台までデバイスを接続できるのが魅力です
IP67の防塵・防水性能を備えているため、急な雨が降ってきても慌てる必要はありません。
メガネのレンズは簡単に交換できるため、度入りレンズやカラーレンズに交換できるのがうれしいポイントです。
BOCO earsopen FIT BT-1

BOCO earsopen FIT BT-1は、高性能振動Deviceと最新のイコライジング技術により、高音から低音までの広音域が可能となっており、リアルで臨場感のある音を楽しめます。
主にチタン合金とシリコンが使用されており、耐久性はもちろんのこと、フィット感も優れています。
本体内部に水が入り込まないIPX7の防水設計で、天気が優れない日やアウトドアでの遊びの際にも安心して使用できます。
また、本体重量が軽量であるため、長時間の使用でも苦になりません。
DACOM 骨伝導イヤホン BoneBuds

DACOM 骨伝導イヤホン BoneBudsは、装着しやすい耳掛け式になっていて、素材も耳に優しい物が使われているため、長時間の使用でも疲れにくいです。
充電ケースを使えば、最大で12.5時間の連続再生が可能であるため、バッテリー性能は申し分ないです。
Bluetooth5.0に対応しているため、接続は安定しており、ストレスなく音楽や通話を楽しめます。
本体には、LEDランプが搭載しているため、夜間でも視認性が良く、夜のランニングでも安心です。
自分の用途に合った骨伝導イヤホンを選ぼう!
今回は、おすすめの骨伝導ワイヤレスイヤホン10選について中心に紹介しました。
骨伝導イヤホンを使うメリットは多く、デメリットを把握しておけば、安心して使えます。
どこまでの性能を求めるかは、人によって異なるため、自分が満足できる骨伝導イヤホンを購入することが大切です。
この記事を参考にして、自分にぴったりの骨伝導イヤホンを見つけてみてください。
