周囲の音を遮断して、高音質で音楽を聴くことが出来る、ノイズキャンセリング。
ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンは、非常に便利な機能が搭載されており、安全に使用できるので、おすすめです。
この記事では、おすすめのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン10選を中心に、ノイズキャンセリング機能についての概要も解説しています。
読み終えれば、自分にぴったりなノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンを見つけられるので、ぜひ参考にしてみてください。
ノイズキャンセリング機能とは
ノイズキャンセリング機能とは、外部から聞こえてくる雑音などを低減する技術のこと。
ノイズキャンセリングの方法には、パッシブノイズキャンセリング(PNC)とアクティブノイズキャンセリング(ANC)の2種類があります。
パッシブノイズキャンセリングとは、デバイス内部の回路による信号処理技術を使うことなく、デバイス本体の構造を利用して騒音を防ぐ仕組みです。
アクティブノイズキャンセリングとは、デバイス内部の回路による信号処理技術により発生させた逆位相の音を周囲の音に重ねて騒音を打ち消す仕組みです。
外音取り込み機能とは
外音取り込み機能とは、イヤホンやヘッドホンを使用して音楽を聞く際に、周囲の音を聞き取りやすくするという技術です。
外音取り込み機能を使うことで、安全に音楽を聞くことができ、重要なアナウンスも聞き逃すこともありません。
メーカーによって外音取り込み機能の名称は様々で、アンビエントモード・トークスルー・集音モードなどと呼ばれます。
ノイズキャンセリングのメリット3つ
ノイズキャンセリングのメリットは主に以下の3つです。
周りの騒音が気になる環境
ノイズキャンセリング機能は、周囲の騒音を聞こえにくくしてくれるため、周りの騒音が気になる環境で使うと大変便利です。
電車やバス、飛行機に乗っているときなどにノイズキャンセリング機能を使うことで、音楽を楽しめます。
集中したいとき
ノイズキャンセリング機能は、勉強しているときや仕事をしているときなど、集中したいときに便利な機能です。
集中したいときに気が散ってしまう要因である周囲からの騒音を排除することで、仕事や勉強に没頭できます。
ノイズキャンセリング機能は、音楽を再生していない状態でも使用できます。
そのため、
- 音楽をかけたままではなかなか集中できない
- より集中して無音に近い状態で作業に専念したい
という方でもノイズキャンセリング機能を使用することで集中できます。
リラックスしたいとき
騒音のない静かな環境でリラックスしたいときにも、ノイズキャンセリング機能は役に立ちます。
お気に入りの音楽を聞きながらソファーでゆっくりしたり、音楽を再生せずにノイズキャンセリング機能を使って読書をしたりしてくつろげます。
お好みに合わせて音楽を再生し、ノイズキャンセリング機能を使えばリラックスしてお家で快適に過ごせます。
外音取り込み機能のメリット3つ
外音取り込み機能のメリットは主に以下の3つです。
- お会計をするとき
- 道路を歩いているとき
- 通話をしているとき
お会計をするとき
イヤホンを付けたままお会計をする際に、店員と会話をするためにいちいちイヤホンを外すことになり、煩わしさを感じることは多いですよね。
外音取り込み機能が備わっているイヤホンを使えば、お会計の際にわざわざ耳からイヤホンを外す必要がないため大変便利です。
イヤホンを外す時間を省けるため、スムーズにお会計を済ませられます。
道路を歩いているとき
遮音性のイヤホンでは、自転車や車が近づいて来ても気づかないことが多く、大変危険です。
外音取り込み機能を搭載しているイヤホンを使うことで、周囲の音を遮断することなく、背後の音を察知することができるため、未然に事故を防げます。
外音取り込み機能を使えば、自転車や車の多い車道や細い道でも、安心して音楽を聴きながら歩くことができます。
通話をしているとき
外音取り込み機能が付いていないワイヤレスイヤホンでは、イヤホンを付けて通話をすると、耳が塞がれているため、自分の声がこもったように聞こえます。
しかし、外音取り込み機能を使うことで、イヤホンを装着した状態でも自分の声が耳に伝わるため、音がこもることなく、快適に通話できます。
ノイズキャンセリング機能は危険ではない
ノイズキャンセリングは、イヤホン本体の構造を利用して騒音を打ち消したり、イヤホン内部の回路による信号処理技術により発生させた、逆位相の音を周囲の音に重ねて騒音を打ち消します。
人体を操作して騒音を打ち消しているわけではないため、ノイズキャンセリング機能は安全です。
難聴にはならない
ノイズキャンセリング機能を使うことで「難聴になるのでは?」と心配している方がいますが、結論から言えば、ノイズキャンセリング機能では、難聴にはなりません。
むしろ、ノイズキャンセリング機能を搭載していないイヤホンの方が難聴になる確率が高いです。
イヤホンを使うことで難聴になる原因は、感覚細胞が破壊されることです。
イヤホンを使って大音量で音楽を聴くことにより、感覚細胞が壊され、難聴になってしまいます。
つまり、大音量で音楽を聞かなければ、難聴になることはありません。
ノイズキャンセリング機能を使えば、周囲の音を低減できるため、音量を上げることなく音楽を楽しめます。
そのため、ノイズキャンセリング機能が付いているイヤホンを使うことで、普通のイヤホンを使う場合よりも難聴になるリスクを減らせます。
おすすめのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン10選
EarFun Free Pro
EarFun Free Proは、世界で一番小さいノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンです。
EarFunは、香港のブランドで、低価格でありながらも高音質であるため、コスパが良いです。
ノイズキャンセリング機能に加え、Bluetooth5.2と左右同時伝送技術であるAirohaのMCSyncにより接続性も安定しています。
充電ケースを併用することで最長30時間再生可能なので、ワイヤレスイヤホンを一日中使っても問題ありません。
音質は、ゆったりかつ堂々としており、聴きやすいです。
3ee Delta01 ANC
Delta01 ANCは、ユニバーサルデザインやジェンダーレスデザインを重視する香港メーカーの3eeから販売されてるノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリング機能の効き目はマイルドですが、ノイズキャンセリングの違和感が少なく、音質も素晴らしいです。
ユニバーサルデザインやジェンダーレスデザインを採用しているだけあり、デザインもシンプルなので、誰にでもおすすめできるワイヤレスイヤホンです。
JVC HA-A50T
JVC HA=A50Tには、低反発イヤーピースが採用されており、ノイズキャンセリング機能と組み合わせることによって、高い遮音性を実現しています。
音質は、柔らかくゆとりがあり、リラックスしたい気分の時に使うのにぴったりなワイヤレスイヤホンです。
ゆったりとした音質は、疲れにくいため、長時間音楽鑑賞をする方におすすめのワイヤレスイヤホンです。
AVIOT TE-D01t
TE-D01tには、片耳モードが搭載されており、片方のイヤホンの電源を切るか充電ケースに収納することで、イヤホン片側のみでも使用可能です。
また、連続再生時間が18時間とバッテリーが長持ちします。
ワイヤレス充電にも対応しており、機能性が充実していて、非常にコスパの良いワイヤレスイヤホンです。
JABRA Elite 65T
JABRA Elite 65Tは、4-マイクテクノロジーを採用しており、騒がしい環境では周囲の雑音を低減してくれ、音楽に集中できます。
ワンタッチで外音取り込み機能であるヒアスルーに切り替えることが可能です。
また、専用のアプリを使用することで、音質を自分好みにカスタマイズできて、自由自在に音質を楽しめます。
Anker Soundcore Life P3
AnkerのSoundcore Life P3は、カラーバリエーションが豊富で、ブラック、コーラルレッド、オフホワイト、ライトブルー、ネイビーの5色が展開されています。
また、ゲーミングモードを使うことで、ゲームプレイ中に臨場感のあるサウンドを再生してくれます。
さらに、イヤホン探索機能が搭載されており、専用のアプリからイヤホンをならすことでイヤホンの位置を把握できます。
ワイヤレスイヤホンには紛失しやすいという欠点がありますが、この機能があれば、うっかりワイヤレスイヤホンをなくしてしまっても安心です。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
Soundcore Liberty Air 2 Proは、Soundcore Liberty Air 2に改良を重ね、音質や機能性をグレードアップさせたワイヤレスイヤホンです。
独自のウルトラノイズキャンセリングを搭載しており、雑音が気になる空間でも集中して音楽を楽しめます。
ドライバーが10層構造になっているため、一切歪みのないクリアなサウンドを再生可能です。
また、ノイズリダクションによりノイズのない通話が可能です。
Anker Soundcore Liberty 3 Pro
Soundcore Liberty 3 Proは、Ankerで最もハイスペックなモデルです。
ウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載しているため、雑音を感知し、ワイヤレスイヤホンを使用している状況に合わせて、最適なノイズキャンセリングを自動で選択してくれます。
静かな場所では、過度なノイズキャンセリングがかからないようにしてくれるため、静かすぎて違和感を感じてしまうといったことが起きません。
また、マルチポイントに対応しており、一度に2台のデバイスと接続できます。
JBL LIVE PRO+ TWS
JBL LIVE PRO+ TWSには、装着センサーが搭載されており、耳からイヤホンを外すと音楽が停止し、イヤホンを付けると再び音楽が再生されます。
表面にはタッチセンサーが付いており、ワイヤレスイヤホンが操作を認識すると音が鳴るため、操作しやすいです。
アプリ上で音量を調節したり、タッチ操作をカスタマイズしたり、自分好みに変更可能です。
ケースを使用することで、最大21時間使用できるため、バッテリー性能は十分です。
ノイズキャンセリングは、日常モード・トラベルモード・アクティブモードという3つのモードを搭載しており、好みに合わせて最適なノイズキャンセリングを選択できます。
JBL CLUB PRO+ TWS
JBL LIVE PRO+ TWSには、JBL LIVE PRO+ TWSと同様に、装着センサーが搭載されており、耳からイヤホンを外すと音楽が停止し、イヤホンを付けると再び音楽が再生されます。
イヤホンを外す度にいちいち音楽再生のオンとオフの操作を行なう必要がないため、イヤホンを頻繁に取り外す方におすすめのワイヤレスイヤホンです。
ケースを使用することで最大24時間使用できるため、一日中ワイヤレスイヤホンを使用しても問題ありません。
ワイヤレス充電にも対応しており、ワイヤレス充電器に置くだけで充電できるため、充電も楽です。
また、奥まで差し込むタイプのワイヤレスイヤホンではないため、長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。
専用のアプリを利用することで、3つのオーディオモードを切り替え可能で、好みに合わせて最適な音楽を楽しめます。
音質は、高音域がかなり粒立っており、表現力が高く、全体的にバランスが良いです。
自分の用途に合ったノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンを選ぼう!
今回は、おすすめのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン10選について中心に紹介しました。
ノイズキャンセリング機能は、メリットが多く、大変便利な機能で、安心して使えます。
どこまでの性能を求めるかは、人によって異なるため、自分が満足できるワイヤレスイヤホンを購入することが大切です。
この記事を参考にして、自分にぴったりのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンを見つけてみてください。