充電していたはずなのに気が付いたら端子が抜けていた、という経験はありませんか?こうしたトラブルには主にスマホ充電器の差し込み口がゆるい可能性が考えられます。今回は、原因やその対処法についてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
スマホ充電器の差し込み口がゆるくなる原因は主に2種類
スマホ充電器の端子が抜けやすくなる原因は大きく2つに分けられます。
ゴミが詰まっている
スマホ本体の充電差し込み口に、糸くずやホコリが入ってしまっているケースが考えられます。
ゴミが詰まると、端子が奥までうまく差さらなかったり、接触が悪くなって充電そのものがうまくいかなくなったりするので注意が必要です。
充電差し込み口を明るいところでチェックすると、汚れが溜まっているかどうかを判断できます。
差し込み部の摩耗
もうひとつの原因は、差し込み部分の摩耗です。
ある程度使っているスマホだと、充電ケーブルと充電口の摩擦によってプラスチックや金属の部品が削れてしまい、その結果受け口側が広がって緩くなりやすくなるのです。
目立った汚れがなさそうに見えるのにケーブルがゆるい場合は、摩耗が原因かもしれません。特に長期間使っているスマホであれば、摩耗している可能性が高くなります。
スマホ充電器の差し込み口がゆるくなってしまったときの対処法は?
では、実際にスマホ充電器の差し込み口がゆるくなってしまったときには、どのように対処したらいいのでしょうか。
マグネットケーブルに切り替えてみる
「少しゆるくなってきたかも」という程度であれば、早い段階で充電器をマグネットケーブルに切り替えるというのがおすすめです。
マグネットケーブルは、差し込み口に端子部分のみを入れ、充電するときはケーブルと端子部分を磁力で結合させる方法で充電を可能にしています。
そのため、充電差し込み口に端子を差したままにしておくことができ、摩耗やゴミの侵入を防ぐことにつながるのです。
ただし、すでに端子口がゆるくなってしまっている場合は、マグネットケーブルの端子そのものが抜け落ちてしまう可能性もあるので、注意してください。
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ショップに持ち込んで検査してもらう
原因が特定できない場合や、端子内部にゴミが詰まっているような場合は、ショップに持ち込んで修理を依頼するのが良いでしょう。
持ち込む先は、自分の契約しているキャリアのお店です。他社のショップに修理持ち込みをしても、対応してもらえないケースがあるため注意しましょう。
古すぎる機種の場合は機種変更したほうが良いかも
4、5年使っているような端末の場合は、充電口の摩耗が原因の可能性が高いでしょう。こうした機種はすでに充電持ちも悪くなっている可能性が高いため、機種変更するのをおすすめします。
街の修理屋さんは口コミをしっかり確認して
スマホ修理を受け付けている街の修理業者もいますが、こうしたお店の中には残念ながら納得できるサービスを受けられない可能性もあります。
キャリアショップより安くて早い修理が期待できますが、お店によって修理の技術に差があることは理解しておく必要があります。事前に口コミを調べてクオリティを確認し、トラブルを避けていきましょう。
自分で掃除はNG!
自力でゴミを取り除く方法もありますが、自己解決しようとして問題を悪化させてしまった場合、メーカーのサポートが受けられなくなってしまう可能性が高いです。
またスマホは精密機器ですので、端子部が想定されていない傷を受けると、過熱、発火などの危険性も出てきます。自分で掃除するのは、控えたほうがいいでしょう。
気が付いたらローバッテリー!そんなときにはモバイルバッテリーのレンタルサービスを活用
充電器が外れていたせいで、気が付いたらバッテリーが少なくなってしまっていたという方には、不測の事態にも便利なモバイルバッテリーのレンタルサービスがおすすめです。
ChargeMapアプリなら、最寄りのモバイルバッテリー貸出ステーションをすぐに検索できます。
何か異変があったときは最寄りのキャリアショップにもっていくのが安心
充電差し込み口がゆるいというトラブルに限らず、スマホの異変があった場合は最寄りのキャリアショップに行くのがもっとも安全で安心な方法です。
「これくらいなら自分で解決できる」と思って適当な処理をしてしまうと、のちに大きなトラブルを引き起こしたり、メーカー保証が受けられなくなったりするなど、あまりいいことはありません。
しっかりとしたチェック・メンテナンスを受けるのであれば、やはりキャリアショップ経由でメーカーに確認してもらうのが1番でしょう。