ホンダが2022年1月7日、新型「ステップワゴン」を同年春に発売することを発表しました。長年愛されてきたステップワゴンのフルモデルチェンジということもあり、注目が集まっています。
また同年1月14日から3日間開催された東京オートサロン2022では、現在開発中で年内の発売が予定されている「VEZEL e:HEV Modulo X Concept」などと共に展示され、初の一般公開となりました。
この記事では、ホンダ独自のハイブリッドシステムである「e:HEV」と今回発表された新型「ステップワゴン」について解説していきます。
新型「ステップワゴン」の購入を検討している方はぜひ最後まで読んでみてください!
「e:HEV」とは
「e:HEV」は、ホンダ独自のハイブリッドシステムです。駆動用と発電用の2つのモーターを用いることで、パワフルな走りと環境性能を両立させています。
また、状況に応じてモーターとエンジンを使い分ける、3つのドライブモードが設定されています。
街中などでの通常走行時は駆動用モーターを使う「EVドライブモード」。
坂道など、パワフルさが必要な場面ではエンジンを使って加速、発電用モーターから駆動用モーターに電力を供給しながら走る「ハイブリッドドライブモード」。
高速走行時には、エンジンの動力で走行しつつバッテリー状況に応じて他モードと切り替える「エンジンドライブモード」。
このように2つのモーターとエンジンを組み合わせ、様々な状況に応じて最適な走行を実現させる仕組みが「e:HEV」なのです。
現在「e:HEV」が搭載されている車種は、
- ヴェゼル
- オデッセイ
- フィット
- アコード
- ステップワゴン
- インサイト
- CR-V
の7種です。
新型「ステップワゴン」
新型「ステップワゴン」は、前述の「e:HEV」を搭載したホンダの最新車種のひとつです。
シンプルでクリーンなデザインの「AIR」と、存在感のあるマットなデザインの「SPADA」が基本タイプとして展開されています。
また、パワーユニットは「e:HEV」と純ガソリンエンジンの2種が設定されています。
車内はホンダ史上最も広く設計されており、それぞれのシチュエーションに応じて自由にシートを固定することができます。
そして、見晴らしの良さや水平な視界を意識して作られており、運転のしやすさや車酔いへの配慮が施されています。そのため、大人数での乗車や家族での旅行にもおすすめな車です。
気になる価格やボディーサイズなどは、今春の発売に合わせて正式発表される予定です。
まとめ:ファミリーやアウトドア好きなど幅広くおすすめできる車
「e:HEV」による最適化された走行システム、様々な配慮を尽くして設計された車内空間を有する新型「ステップワゴン」。
今春の発売が待ち遠しくなった方も多いのではないでしょうか?
今後公開される情報も逃さずチェックしていきましょう!
Written by Shimizu.