「電気自動車の充電スタンドを自宅に設置したいけど、どれぐらいの費用がかかるんだろう?」
「充電スタンドを自宅に設置するメリットってあるの?」
電気自動車の充電スタンドの設置費用や、設置する際のメリットについて気になっている方も多いですよね。
結論から言えば、充電スタンドは約10~50万円ほどで設置が可能で、電気自動車をお持ちなら、必ず自宅に充電スタンドを設置することをおすすめします。
この記事では、電気自動車の充電スタンドの設置する際のメリットや設置費用について解説します。
読み終えれば、充電スタンドの設置業者の選定ができるようになり、よりお得に設置できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
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電気自動車の充電スタンドを自宅設置するメリット3つ
電気自動車の充電スタンドを自宅に設置するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 自宅で過ごしている間に充電を済ませられる
- 手軽に充電できる
- 充電スタンドの設置費用は国から補助金が出る
自宅で過ごしている間に充電を済ませられる
電気自動車の充電スタンドには「普通充電」「急速充電」の2種類がありますが、急速充電でも充電完了まで30分かかります。
もし自宅以外で、電気自動車を充電していた場合は、充電させている間の時間を潰す方法を考えなければなりません。
しかし自宅で充電できれば、時間をつぶす方法を考える必要がなく、快適に充電完了まで自宅で過ごしていられます。
他の人が充電スタンドを利用していた場合、順番待ちをしなければいけないこともあるかもしれません。
充電スタンドを自宅に設置して、より有意義な時間を過ごせるようになるのは、設置する上での最大のメリットだと言えるでしょう。
手軽に充電ができる
自宅に充電スタンドがなかった場合、充電スタンドが設置されている場所まで移動しなければなりません。
充電がなくなる度にわざわざ遠方まで出かける必要があるので、手軽に充電するためにも、自宅に充電スタンドの設置をおすすめします。
充電スタンドの設置費用は国から補助金が出る(アパートやマンションの場合のみ)
充電スタンドの設置費用は、国から補助金を出してもらえます。
例えば、マンションに充電スタンドを設置する場合、本体費用の約2分の1と工事費用に対して補助金が適用されます。
上記の表であれば、16万円もの補助金が出るので、補助金を利用すれば、半額以上お得に充電スタンドを設置可能。
充電スタンドの設置は、補助金を利用すれば、大幅に安価に設置費用を抑えられるので、ぜひ検討してみてください。
電気自動車の充電スタンドの設置費用
実は、充電スタンドの設置費用は、一軒家とアパート・マンションによって異なります。
一軒家の場合
一軒家の場合、充電スタンド設置費用は、約10万円~20万円です。
比較的安価な値段で設置することが可能ですが、補助金申請ができないので注意が必要です。
また、充電スタンドの設置工事は電気工事が必要であるため、必ず後ほど紹介する業者に依頼してください。
アパート・マンションの場合
アパート・マンションの場合、規模によって大きく価格が異なります。
実は、アパート・マンションなどの共同住宅で充電スタンドを設置するには、さまざまな手続きをしなければいけません。
例えば、充電スタンドの設置を希望することを貸主や管理会社に伝えた上で、工事費用や設置内容などに関する同意を得る必要があります。
アパート・マンションの場合、国から補助金が出るため、補助金のことに関しても貸主や管理会社に伝えておきましょう。
電気自動車の充電スタンドを設置する際に注意するポイント5つ
電気自動車の充電スタンドを設置する際、以下の5つのポイントを確認しておきましょう。
- 契約アンペア数と主幹ブレーカー容量
- 配線
- EV充電用コンセント
- アース
- 分岐ブレーカー
契約アンペア数と主幹ブレーカー容量
通常のコンセントでは、ブレーカーが落ちる可能性が考えられるので、電気自動車専用のコンセントを引いておくといいでしょう。
電気自動車の充電には、3,000Wの大きな電力を長時間使用し続けるため、既存の電力では容量が足りなくなることが考えられるからです。
電気自動車専用のコンセントに関しても、充電スタンド設置業者に相談してみるといいでしょう。
配線
電気自動車の充電スタンドに使用する配線は、2.6mmの太さが推奨されています。
配線は流れる電流によって、最適な太さがあるため、太さを測ってみて太すぎたり細すぎた場合は、充電スタンド用に新たに配線を引くことを検討しましょう。
EV充電用コンセント
EV充電用コンセントは、地面から1m前後の高さに設置するのが最適でしょう。
電気自動車に装着されている充電ケーブルの長さは約5mなので、高い位置に設置すると充電ケーブルが足りなくなってしまいます。
一方であまりにも低い位置に設置すると、ケーブルの長さが余ってしまうことも。
駐車した電気自動車との距離を検討した上で、EV充電用コンセントを設置してください。
アース
アースとは、漏電してしまった際に人に感電しないようにする、安全上欠かせないシステムです。
安全に充電スタンドを使用するためにも、必ずアースを設置するようにしましょう。
分岐ブレーカー
分岐ブレーカーとは、分電盤から電流を流す回路に容量以上の電気が流れた場合、回路のみ電気を遮断することで、全体のブレーカーが落ちることを防ぐ装置です。
全体のブレーカーが落ちると、自宅で充電や電化製品が使用できなくなってしまうので、分岐ブレーカーを設置するといいでしょう。
ただ、分岐ブレーカーの容量が20Aであることや、専用回路であることに気を付けて分岐ブレーカーを設置してください。
充電スタンドの設置費用はアパート・マンションであれば補助金申請できる!
充電スタンドの設置費用は、アパート・マンションであれば補助金申請できます。
ここでは、以下の2つについて紹介します。
- 国による補助金制度「充電インフラ補助金」
- 地方自治体によっては補助金制度がある
国による補助金制度「充電インフラ補助金」
「充電インフラ補助金」は、充電設備購入費の2分の1と設備工事費の定額が補助対象になります。
ただ、以下の全ての申請要件を満たす必要があるので、確認しておきましょう。
- 【分譲・賃貸共通】
-
- 充電設備の受電元は、マンション等の共用部の配電盤・分電盤等であること。
- 充電設備の利用者は当該マンションの契約者や駐車場の利用者であること。もし、充電設備の所有者が許可した場合は、それ以外の方でも利用可能。
- 【分譲】
-
- 新築のマンション等で申請者が販売事業者の場合は、財産処分の手続きが必要となるため、一般社団法人自動車振興センターへ報告し、指示を受けなければならない。
- ただ、上記の申請条件を満たすためには、竣工後に充電設備等の所有者を建設会社から管理組合へ変更する必要がある。
- 重要事項説明会において、当該充電設備の管理義務等について変更先に説明すること。
- 分譲済みの場合は、「住民総会」で充電設備の設置が決議されていたり、理事会の合意がされている必要がある。
- 【賃貸】
-
- 賃貸マンション等の所有者が、自らの駐車場に設置することを目的にした申請ではないこと。
上記の条件を満たした上で、「充電インフラ補助金」を申請してみましょう。
地方自治体によっては補助金制度がある!
地方自治体によっては、補助金制度があります。東京都補助金を例として、以下の表を確認してください。
東京都補助金の補助率として、以下の2つが挙げられます。
- 充電器本体費用:補助対象経費の2分の1
- 工事費用:補助対象経費から国の補助額を引いた金額
つまり、国と東京都補助金を利用すれば、無料で充電スタンドを設置できるのです。
おすすめの充電スタンド設置業者3選!
先ほどまで充電スタンドの設置費用や補助制度について紹介してきましたが
「充電スタンドの設置をどこに頼めばいいか分からない!」
という方も多いはず。
おすすめの充電スタンド設置業者は、主に以下の3社です。
- チャージPRO
- タカラサービス
- エネチャージEV充電サービス
チャージPRO
チャージPROは、さまざまな車種に対応可能な充電スタンドの設置工事を行っています。
パナソニックや河村電機などのメーカーが発売した充電スタンドをチャージPROでは取り扱っており、工事1式「79,800円」。
ぜひ、チャージPROの公式サイトで確認した上、自分が乗っている車種が対応していた場合は、充電設備工事の依頼をしてみるといいでしょう。
タカラサービス
創業29年の充電工事設備業者タカラサービス。
タカラサービスは、対応可能エリアが広く、充電スタンドのみならず壁掛け充電ボックスや屋外コンセントを格安値段で設置工事してくれます。
- 屋外コンセント:6万円~
- 壁掛け充電ボックス:17万5千円~
- 充電スタンド:45万円~
ちなみに上記の価格は、商品+高時代のおおよその目安の価格です。
家庭の都合によって、値段は異なるため、まずはタカラサービスの公式サイトから問い合わせてみましょう。
エネチャージEV充電サービス
エネチャージEV充電サービスは、月額9,800円で充電スタンドを設置可能です。初期費用は一切かかりませんが、7年間契約をし続ける必要があります。
ただ、専用アプリでかんたん決済ができる点や月額利用料に機器保証・動産総合保険もコミな点から手軽に安心して利用できるサービスと言えるでしょう。
エネチャージEV充電サービスでは、公式サイトによりお問い合わせ可能ですが、その後に行われる説明はオンラインでも対応可能です。
対面での接触に抵抗がある方でも安心して説明を聞けるでしょう。
月額利用料で充電スタンドを設置できるエネチャージEV充電サービスに興味ある方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせしてください。
まとめ│充電スタンドを自宅に設置して手軽に充電できるようにしよう!
充電スタンドを自宅に設置することでお金はかかりますが、一度設置してしまえば、自宅でいつでも充電できるようになります。
しかし充電スタンド設置業者によって、金額やサービス内容は大きく異なるもの。
さまざまな充電スタンド設置業者を検討・比較し、自分に合った業者を選ぶように心がけましょう。
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