仏DSが「DS WEB AR」のリリースを発表。新型DS4の特徴も解説

2021年12月15日、フランスのDS Automobilesは、2021年内に欧州発売される新型「DS4」をAR（拡張現実）体験できる「DS WEB AR」を導入すると発表しました。

この記事ではDSの新型「DS4」の最新情報と、新サービス「DS WEB AR」について解説していきます！

新型「DS4」の購入を検討している方は、この記事と「DS WEB AR」をぜひ参考にしてください。

DS Automobilesとは

DS Automobilesは、フランスの高級自動車ブランドです。2009年に、フランスの大手高級自動車ブランドのシトロエンのサブブランドとして発足し、2015年に独立。現在は2021年に誕生したステランティス N.V.に属しています。

洗練されたデザインと最新技術が掛け合わされた、気品あるパリにふさわしい自動車を多数販売しています。

また近年ではEVやPHVなどにも力を入れており、格式高いデザイン性に加え、環境にも優しい自動車の開発を進めています。

新型「DS4」の特徴

基本スペック

新型「DS4」のサイズは

• 全長4400mm
• 全幅1830mm
• 全高1470mm

となっています。車台のベースはDSが属するステランティスの「EMP2」プラットフォームの最新版です。デザイン性と空力性能を両立させ、軽量化も実現した車台は、室内と荷物スペースの拡大にも一役買っています。

ラインナップ

新型「DS4」の特徴の一つに、多種多様なパワートレインがあります。

3種のガソリンエンジン、1種のディーゼルエンジン、そしてPHVである「E-TENSE」の計5種というラインナップになっています。

特に注目すべきは「E-TENSE」です。DS4初のPHVでありながら、ゼロエミッションモード（EVモード）で50km以上の航続を可能にしています。燃料消費量はたったの1.3リットル/100kmです。

そして、よりSUVらしさを押し出した「DS4クロス」の発売も決定されており、そちらからも目が離せません。

また、カラーラインナップも豊富で、

の全7種となっています。

DSドライブアシスト2.0

新型「DS4」には「DSドライブアシスト 2.0」という自動運転機能が搭載されています。

これは「DS3 クロスバック」「DS7クロスバック」 「DS9」に搭載されている「DSドライブアシスト」をアップデートしたものです。現在公道で許可されている自動運転の最高レベルである、レベル2の自動運転機能となっています。

また、前バージョンに3つの新機能として加わった

• セミオートでの追い越し
• カーブでの速度調整

をはじめとした、多くの部分でアップデートが施されています。

「DS WEB AR」とは

「DS WEB AR」はDSが発表した、スマートフォンを通して体験するARサービスです。

「DS WEB AR」を使えば、新型「DS4」をあなたの自宅やガレージなどの任意の背景に置いて、リアルタイムに確認にすることができます。

ユーザーがスマートフォンに背景を写したと同時に「DS4」の立体的な画像が画面上に現れます。スマートフォンのフル画面に表示することも可能です。

そのため、背景を無地にすることで「DS4」のディテールを確認することもできます。

「DS WEB AR」を使って、洗練された新型「DS4」を見てみよう

デザインと性能のバランスが考え尽くされた新型「DS4」。

発売が待ち遠しくなった方も多いのではないでしょうか。

そんな方はぜひ、「DS WEB AR」を利用してみてください。

そして気になる日本での発売日ですが、

2021年内を予定しているとのこと。

また、価格は現地ベース価格で2万9200ユーロ（約390万円）となっています。

Written by Shimizu.