この記事では、フィアットから発売されている電気自動車(EV)を一覧で紹介するとともに、現況や今後の展望などについて解説します。
読み終えれば、フィアットの電気自動車(EV)車種一覧や、今後のどうなっていくのか展望などを理解できるので、ぜひ参考にしてみてください。
フィアットの電気自動車(EV)における現況
FIATは「トリノのイタリア自動車製造所」という意味の「Fabbrica Italiana Automobili Torino」というイタリア語からの由来です。
1899年トリノのブケザリオ伯爵家に9人の名士が集まり自動車会社を設立したことから始まります。
歴史あるFIATは、近代の象徴であるEV車において数々の受賞歴を持っています。
英国の新聞社「タイムズUK」が開催している自動車賞「ニュースUKモーター・アワード」の2021年度において、フィアットのコンパクトEV「NEW500」が「スモールカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
そのほかにも
- 「フレンチ・オートモービル・アワード2020」
- ドイツの自動車誌「アウト・モーター・ウント・シュポルト」からベストデザイン賞2020を受賞。
- 世界的権威のある「レッドドット・デザイン・アワード」からベストデザイン・コンセプト賞を受賞。
など輝かしい実績を残しています。
今やヨーロッパのシティカー・セグメントでは市場の約28%を占める最も販売された車となり、EV車については日本ではまだ未発売、今後進出する予定です。
フィアットの電気自動車(EV)一覧
2021年12月現在、フィアットから発売されている電気自動車は存在しません。
ただ今後は、フィアットを代表する車種である「500」モデルをEV化した「フィアット500 EV」を生産していく予定で、電気自動車にも力を入れていくことを公表しています。
フィアットの電気自動車(EV)の今後の展望・戦略
フィアットは2030年までにブランド全車種でEV計画があります。
日本進出については2021年中との話でしたがコロナの影響もあって、まだ未定。
FIATの電気自動車はミラフィオーリ工場で製造されており、生産計画にも多大な影響がありました。
現在コロナにより自動車業界自体がイベントやプロモーションの規制、半導体不足による生産規制もあり代々的に宣伝しにくい状況でしょう。
とはいえ先日開催されたCOP26などで排ガス規制の世界会議も先日行われ、環境基準が厳しくなっており、フィアットでもEV化が推進されていくのは間違いないでしょう。
また先日フィアットはウィルス対策を兼ね備えた全身レッドの「500EV」を発表。
「RED」と共同で販売収益の一部をアフリカのAIDマラリア対策に寄付する取り組みに参加しています。
新型感染症が拡大が深刻な地域に医療拡充を行い救援プログラムを支援するという内容も発表し、話題をあつめました。
コロナ禍でも世界への発信をし続けるフィアットの日本上陸が楽しみですね。
まとめ|フィアットの電気自動車(EV)は今後に期待!
フィアットが販売を発表した「500EV」は、フィアットファンにも嬉しいニュースかもしれません。
特にデザイン性にはこだわりを持っています。さすがお洒落な国イタリア。
フィアットの電気自動車が、来年2022年に日本にも上陸する可能性が高いので、ぜひフィアットファンは続報を楽しみに待っていてくださいね!