電気自動車専門メーカーとして世界のEV市場を牽引しているテスラ社。
まだ電気自動車が、市場に全く浸透していなかった2003年から開発を続けており、常に業界を牽引してきました。
そんなテスラを創業初期から支えてきたのが人気高級車の「モデルS」。
この記事ではテスラのモデルSのグレード・価格一覧表とともに、それぞれどんな特徴があるのかについて解説しています。
モデルSの購入を検討している方は、2つのグレードにどのような違いがあるのか理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
テスラ「モデルS」とは?
テスラのモデルSとは、同社が2012年から販売している、セダンタイプの高級車です。
2008年に発売されたテスラ社初の車種「ロードスター」に続く2作目で、これまで多くの人に高級電気自動車として愛されてきました。
当時の電気自動車の性能を大きく上回る走行性能に加えて、ボディの高級感が素晴らしかったため、発売当初から多くのコアなファンを獲得することに成功。
現在でもモデルチェンジを続けながら走行性能を向上させており、2021年6月の改良モデルでは時速60マイルまで1.99秒で加速に成功しています。
北米だけでなく、欧州でもポルシェの「タイカン」と並んで、高性能な高級電気自動車として、富裕層を中心に多くのユーザーに愛されています。
テスラ「モデルS」のグレード・価格一覧
2021年10月現在、テスラの「モデルS」のグレード・価格は、下記の2つです。
ロングレンジ | Plaid | |
画像 | ||
販売価格 | 11,699,000円~ | 15,999,000円~ |
バッテリー容量 | 100kwh | 100kwh |
航続距離(WLTC) | 652km | 637km |
電費 | 約6.52km/kwh | 約6.37km/kwh |
急速・普通 | 急速◯普通◯ | 急速◯普通◯ |
「ロングレンジ」は長距離走行、「Plaid」は加速性能に特化
テスラのモデルSは、基本的に「ロングレンジ」か「Plaid」の2種類に分かれています。
ロングレンジは長距離走行に特化したグレードで、
- Plaid…走行距離(推定)637km
- ロングレンジ…走行距離(推定)652km
と「Plaid」に比べて走行距離が15kmほど長いのが特徴。
一方で「Plaid」は、走行距離こそ少ないものの、最高時速が322km/h、加速も0-100kmの間で2.1秒と非常に速度性能に優れています。
価格に関しては、
- ロングレンジ…約1,170万円~
- Plaid..約1,600万円~
と約500万円以上もの差があり、よりスポーツカーとしての性能を求めるユーザーには、Plaidが選ばれています。
基本的にスタンダードモデルが「ロングレンジ」、進化モデルが「Plaid」と考えておけば選びやすいでしょう。
まとめ|テスラ「モデルS」は自分の好みに合わせてグレードを選択しよう!
テスラ社は、基本的にグレードを2つしか用意していないため、他社と比較すると非常に選びやすいのが特徴です。
結論、テスラSモデルは、走行距離が長くて安い方が良いという方は「ロングレンジ」を、走行性能・加速度を意識したい方は「Plaid」を選ぶと良いでしょう。
自分の好みに合わせてグレードを選択することで、より生活が充実するはずなので、ぜひどちらが良いのか吟味してみてくださいね。