スマホを使い続けていると、経年劣化によって充電の減りが早くなるので、電池交換や機種変更を行う必要が出てきます。充電の減りが早いと感じた際、早めに対処することが大切です。この記事では、スマホの充電の減りが早い原因と解決策を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
スマホの充電の減りが早い6つの理由
スマホの充電の減りが早い理由は、主に6つあります。充電の減りを対処する前に原因を知っておくことが、対策を立てるうえで必要です。
まず、スマホの充電の減りがどうして早くなるかについて解説します。
ハード面の問題
スマホ本体に何かしらの原因があり、充電の減りが早くなっている可能性があります。
普段に比べ、充電の減りが早いと感じた際はハード面に問題がないかチェックしておきたいところです。ハード面の問題として、電池の劣化とOSの不具合が挙げられます。
電池の劣化
スマホを数年に渡って使い続けると、どうしても劣化してしまいます。
基本的には、2年前後でスマホの電池は寿命を迎えるので、充電の減りが早いと感じた際は、電池が劣化していないか疑いましょう。
電池が劣化している場合、充電で貯められるバッテリーの量も少なくなります。
OSの不具合
スマホの充電の減りが早くなった場合、OSに何かしらの不具合が起きている可能性もゼロではありません。
場合によっては充電できなくなるため、注意が必要です。OSに不具合が無いかチェックするのはもちろん、OSをアップデートする必要があるかチェックしましょう。
ソフト面の問題
ハード面だけでなく、ソフト面に何かしらの問題があると、充電の減りが早くなります。
どのようなアプリをインストールしているかはもちろん、余計なデータは無いか、どのようなアプリが稼働しているかチェックしましょう。
アプリやデータが多い
アプリやデータが多くなると、スマホへの負荷が大きくなってしまいます。結果、スマホの電池の減りが早くなってしまうので、アプリやデータの管理を普段から行うことが大切です。
アプリによっては、高いスマホの処理能力が要求されます。充電の減りが早いと感じた際、普段使っているアプリの使用頻度を一度見直しましょう。
バックグラウンドで稼働しているアプリ
アプリによっては、バックグラウンドで待機状態となり、稼働を続けているものも存在します。
スマホの充電の減りが早いと感じた際、バックグラウンドでどのアプリが稼働しているかチェックしてみましょう。使い終わったアプリは、その都度終了させるのが大切です。
他者または環境からくる問題
スマホの充電の減りが早い原因として、他者もしくは環境によるものもあります。
迷惑メールを多く受信していたり、電波の届きにくい場所でスマホを使っていたりすることが電池を消費している原因かもしれません。
迷惑メール
迷惑メールが頻繁に送られてくると、通知とスリープ状態の解除が行われます。それにより、スマホの充電の減りが早くなるので注意が必要です。
人によって、送られてくるメールの量は異なりますが、気になっている方は通知と受信メールの設定を見直しましょう。
電波状況が悪い
場所によっては電波状況が悪く、スマホの充電の減りが早くなってしまいます。スマホが良い電波を探し続けることが、充電の減りが早くなる理由です。
仕事などを行う際、電波状況が良いかどうか一度チェックしておきましょう。
スマホの充電の減りを抑えるための方法3つ
スマホの充電の減りが早い場合は、原因をいかに対処するかが重要です。対処法を3つ紹介するので、詳しくチェックしていきましょう。
スマホの設定を変更
スマホの明るさやWi-Fi、通知などの設定を見直すことでスマホの充電の減りを抑えられます。
スマホの充電の減りが早いと感じた場合、スマホの設定を一度チェックしましょう。一体何の設定を変更すれば良いか解説するので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
画面の明るさ
画面の明度を最大にし続けていると、スマホの充電の減りが早くなってしまいます。
目が疲れない程度の明るさに調整するのが充電の減りを抑えるコツです。自動調整機能はスマホの充電の減りが早い原因のひとつなので、手動で設定しましょう。
Bluetooth
Bluetoothの設定がONになっていると、接続先を探してスマホの充電が減ってしまいます。周辺機器をつないでいない場合、Bluetoothの設定をOFFにして、スマホの充電を減らさないようにしましょう。
Wi-Fi
Wi-Fi通信を行えば、4G通信や5G通信に比べて、スマホの充電の減りを抑えられます。
ただし、Wi-Fiスポットが無い場合、かえって充電の減りが早くなる恐れがあります。Wi-Fiスポットに留まる場合はWi-FiをONにし、移動する場合はWi-FiをOFFにしましょう。
位置情報サービス
地図やナビアプリのような位置情報サービスの使用もスマホの充電の減りを早める原因のひとつです。利用していない時は位置情報サービスをOFFにしましょう。
機内モード
スマホは自動的に通信を行うことがあり、常に電池を消耗しています。
少しでも充電の減りを抑えるためには、機内モードを活用しましょう。機内モードにしておけば通信が行われなくなり、電池の減りを抑えられます。
通知OFF
メールやSNSなどの通知がある度に電池を消耗するので、スマホの充電が気になる方は注意しましょう。不要な通知をOFFにすると、スマホの充電の減りを抑えられます。
省電力機能と節電アプリの使用
少しでも充電を長持ちさせたい方は、省電力機能と節電アプリの使用をおすすめします。省電力機能は、電池の消費を最も少なくなるように設定してくれる機能です。
その他にも、充電が完了するまで電池の消費を一時的に抑えてくれる低電力モードも利用しましょう。ただし、低電力モード中、自動スリープ時間が最短になるなど、一部の機能が制限される点には注意が必要です。
節電アプリは無料のものから有料のものまであります。気になる節電アプリをいくつかチェックし、自分が使いやすいと感じた節電アプリを使用しましょう。
使っていないアプリのアンインストール
定期的に使っているアプリと使っていないアプリを仕分けることが大切です。場合によっては、使っていないアプリがたくさん出てくるかもしれません。
必要ないアプリはアンインストールし、スマホの充電の減りが早くなるのを防ぎましょう。
スマホの充電の減りが早いままなら電池交換が必要
スマホの設定を見直したり、省電力機能を使用したりしても充電の減りが改善しない場合、スマホの電池を交換する必要があります。
もし、長年に渡って同じスマホを使用し続けるなら、機種変更をするかどうかも一度検討しましょう。場合によっては、自分に合った機種があるかもしれません。
スマホによっては、電池の取り外しができない機種が存在します。手持ちのスマホが取り外し可能かどうかも把握する必要があります。入れ替えができない場合、修理交換を依頼しないといけません。
スマホの充電の減りが早い場合は対策を行うことが大事
スマホの充電の減りが早いと、仕事やプライベートに支障が出る可能性があります。いざというときに備え、スマホの状態を万全にしておきましょう。充電の減りが早いのを抑える方法を駆使し、バッテリーを長持ちさせられるかが重要です。
充電の減りが早いと感じた際、設定を見直すのはもちろん、不必要なアプリやデータがないかチェックすることをおすすめします。普段から対策を行い、愛用しているスマホの充電の減りを少しでも抑えましょう。