日本国内では高級車メーカーとしても知名度の高いBMW。
創業から100年以上の歴史を誇る世界的なメーカーは、次世代の電気自動の開発にも非常に積極的に取り組んでいることでも知られています。
国内で販売しているBMW車は、近年電気自動車のラインナップを増加させており、欧州自動車メーカーの中でも先進的な企業のひとつ。
この記事では、BMWの電気自動車に興味を持っている方に向けて、日本で購入できるBMWの電気自動車を一覧表で紹介しています。
読み終えれば、あなたもBMWの電気自動車の種類・価格を理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
BMWはドイツメーカーにおける電気自動車(EV)の先駆者
BMWは欧州におけるEVの先駆者として2013年から本格的に電気自動車(EV)に参入しました。
EUは2035年までにガソリン車の新規製造を禁止する方針を固めており、欧州各社メーカーは国内よりも遥かに力を入れて電気自動車の製造を行っています。
中でも先駆者とも言える積極性を見せてきたBMWは、コンパクトモデルとしての「i3」に力を入れてきましたが、上位モデルの「i4」SUVモデルの「iX」なども発表。
日産ノートを除けば、まだまだEVに関しては発展途上とも言える国内メーカーより、遥かに充実したラインナップを実現しています。
メガシティビークルの考え方を追求
BMWでは元々同社の初EVとなる「i3」を発売する以前に、電気自動車の未来を入念に調査していました。
当時はまだ電気自動車の航続距離がガソリン車に追いついておらず、電気自動車を購入対象とする人は稀有な存在でした。
そのため彼らは「メガシティビークル」(大都市のクルマ)という理想を打ち立てることで、街乗りを目的とした電気自動車の利用を促すようになったのです。
現在は技術進歩によって、航続距離もかなり改善し、長距離移動したい消費者向けにSUVモデルの開発も実現しました。
その選択肢の多さから、日本国内の電気自動車を購入を検討している多くの方に、BMWのEVモデルは選ばれているのです。
BMWの電気自動車(EV)一覧表!車種・価格を解説
BMWから発売されている電気自動車を、一覧表でまとめてみました。
販売価格 | |
BMW i3 | 約550万円〜660万円 |
BMW i4 | 未定 |
BMW iX | ・xDrive40 1,155万円
・xDrive50 1,373万円 |
それぞれどのモデルに乗りたいのか、購入を検討している方は参考にしてみてくださいね。
BMW i3
販売価格 | |
BMW i3 | 約550万円〜660万円 |
2013年から発売されてきた「i3」モデルは、BMWの電気自動車シリーズにおいて、もっとも安価に購入できるエントリーモデル。
環境に配慮しているクルマのみ獲得できる「+enjoy」、ガソリンによる発電補助が可能な「レンジエクステンダー」などカスタムプランによって値段は異なります。
2019年に発表された最新モデルなら、電気自動車関連の補助金なども利用すれば、400万円台で購入することもできるため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
BMW i4
販売価格 | |
BMW i4 | 未定 |
「i4」モデルは2022年春以降に発売予定であるため、今のところ販売価格はまだ未定です。
ただBMW史上初の完全電動型のグラン・クーペというだけあって、数々のBMWファンから期待を寄せられているモデルでもあるのです。
BMW i4の購入に関しては、すでにプレオーダーも開始されているので、興味のある方はぜひ一度話を聞いてみることをおすすめします。
BMW iX
販売価格 | |
BMW iX | ・xDrive40 1,155万円
・xDrive50 1,373万円 |
2021年末までに販売開始予定のSUVモデル「iX」は既に価格も発表されており、走り心地を意識して作られた精巧なモデルです。
バッテリー容量も増加しており、xDrive50モデルでは電動航続可能距離が最大で630kmにもなるとのデータも公開。
スタイリッシュな外観で、パワフルな走りを実現してくれる同モデルは、SUVの電気自動車を求めている方にとっては大きな魅力だと言えるでしょう。
BMWのEV(電気自動車)の充電スポットは全国に22,000ヶ所以上!
公式サイトによれば、BMWの充電に対応している公共の充電スポットは全国におよそ22,000ヶ所以上存在します。
またBMWでは「BMW Charging」という充電ネットワークに加入することで、初年度は基本料無料で充電することも。
コンビニ・道の駅・ショッピングモールなど、身近にある様々な場所に設置されており、充電スポットの検索も簡単にできるので、充電場所が見つからないということは無さそうです。
自宅での充電も可能
電気自動車における最大のメリットは、自宅での充電を行うことができるという点にあります。
ガソリン車のようにスタンドに行かなくても、自宅に充電設備さえ整えれば、簡単にBMWを充電することができます。
BMWの場合は「BMWウォールボックス」と呼ばれる充電設備を設置することで、確実かつ手軽にBMWを充電することができます。
設置サービスに関しても柔軟に行っているので、ぜひ自宅での充電を実践してみてはいかがでしょうか。
まとめ|BMWの電気自動車(EV)で生活を豊かにしよう!
数ある欧州の自動車メーカーの中でもBMWは非常に電気自動車(EV)に力を入れている企業でもあります。
開発に力を入れているだけあって、ラインナップも豊富に用意されているため、2022年以降は3モデルの選択肢の中から選ぶことができそうです。
また充電スポットに関しても、公共の充電スポットでの充電から、自宅での充電設備工事の依頼までスマートに行うことが可能です。
今後も欧州の電気自動車界を牽引していくBMWの電気自動車を購入して、豊かなカーライフを実現させてみてくださいね。