モバイルバッテリーの多くは、バッテリーとセットでケーブルが必要になります。「バッテリーはあるけどケーブルを忘れた…」とならないのがケーブル内蔵型の魅力です。本記事では、ケーブル内蔵型モバイルバッテリーのメリット・デメリットや選び方、おすすめ商品をご紹介します。
ケーブル内蔵型モバイルバッテリーのメリット・デメリット
ケーブルを別で用意する商品が多いですが、ケーブル内蔵型モバイルバッテリーにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
メリット・デメリットをしっかり理解した上で、商品選びをはじめましょう。
【メリット】ケーブルを持ち運ぶ必要がない
ケーブル内蔵型モバイルバッテリーには、デバイスの充電に使用するケーブルが内蔵されています。そのため、モバイルバッテリーとケーブルを、それぞれ持ち運ぶ必要がありません。
モバイルバッテリーひとつで外出先で充電できるので、ケーブルを忘れて充電できないということがなくなります。バッグの中がごちゃつくこともなく、最小限の荷物ですっきり持ち運べるのがメリットです。
【デメリット】ケーブルが故障すると使えなくなる
ケーブルがすでに内蔵されているのが一番の特徴ですが、ケーブルが故障すると充電できなくなるという弱点があります。モバイルバッテリーごと買い替えや修理が必要になるので、コストや手間がかかるでしょう。
商品の中には、ケーブルを取り外して交換できる商品もあります。故障が心配な方は、取り外し可能なケーブル内蔵型モバイルバッテリーを選ぶのがおすすめです。
ケーブル内蔵型モバイルバッテリーの選び方
ケーブル内蔵型モバイルバッテリーにも種類があり、商品によって特徴が異なります。自分に合わない商品を選んでしまうと、かえって不便になるかもしれません。
以下でご紹介する6つのポイントを参考にして、自分に合ったケーブル内蔵型モバイルバッテリーを選びましょう。
充電したいデバイスに対応した端子か
内蔵されたケーブルで充電するためには、デバイスと端子が対応している必要があります。主な端子には、iPhone用のLightningケーブル、Androidスマホ用のmicroUSBケーブルがあり、microUSBケーブルについてはその他の機器でも使えることが多いです。
端子を間違えてしまうと使用しているデバイスを充電できないので、必要な端子が搭載されているかしっかり確認しましょう。
同時充電したいときはケーブル数・追加ポートをチェック
スマホなどの複数のデバイスを同時に充電したい場合は、モバイルバッテリーに内蔵されたケーブルの数やポートをチェックしましょう。
ケーブルが複数搭載されていて、それぞれ種類が異なっていると、iPhoneとAndroidなど端子の違うデバイスも同時充電可能です。USBポートが別に付いていれば、ケーブルを使用してさらに多くのデバイスを充電できるようになります。
充電頻度に合わせた容量
容量は、mAhという単位で表現されており、一度の充電に何回使用できるかの目安になります。容量が多いほど充電回数が増え、重電頻度が多い方でも使いやすいです。
容量の目安としては、iPhoneに充電するとして5,000mAhで約1.5回、10,000mAhで約3回充電できます。
ただ、バッテリーは使用するほど劣化するので、購入後にパフォーマンスが落ちることがほとんどです。あくまで目安として、充電頻度に合った容量のモバイルバッテリーを選びましょう。
充電速度は出力で確認
どれくらいの時間で充電できるかも注目したいポイントです。充電速度はA(アンペア)という単位で表記され、数値が大きいほど出力が高く、充電速度が早くなります。
目安として、2A以上の出力があると、充電が遅くて困るということは少ないでしょう。
持ち運びやすいサイズ・重量・形状
モバイルバッテリーは常に持ち歩くことになるので、持ち運びやすさが重要です。容量が多いほど重く大きくなりやすく、かさばったり、カバンが重くなったりします。必要な容量と合わせて持ったときのサイズ感や重みを確かめましょう。
形状は、長方形型のものや筒形などいくつかのバリエーションがあります。カバンの大きさやカバンのポケットの形・大きさに合わせると、失敗が少なくなりますよ。
プラグ内蔵など機能性にも注目
モバイルバッテリーによっては便利な機能が付いているものもあります。例えば、コンセントに挿し込めるプラグが内蔵されていれば、自宅やカフェなどで充電器としても使用可能です。
他にも、ソーラーパネルやワイヤレス充電機能などが搭載されているモバイルバッテリーも販売されています。用途やシーンに合わせて、機能性にも注目してみましょう。
おすすめケーブル内蔵型モバイルバッテリー10選
多くの商品がある中から、おすすめのケーブル内蔵型モバイルバッテリーを10商品ご紹介します。
容量や出力、サイズ感などに注目して、最適なケーブル内蔵型モバイルバッテリーを見つけてみてくださいね。
【SanDony】 モバイルバッテリー 大容量 12000mAh 2ケーブル内蔵
『SanDony』の”モバイルバッテリー 大容量 12000mAh 2ケーブル内蔵”は、LightningケーブルとmicroUSBケーブルの2本を内蔵しています。
さらに2つの出力ポートを搭載しているので、ケーブルを使ってカメラやゲーム機なども同時に充電可能です。入力ポートは最大2.4A、入力ポートは2.0Aとなっており、急速充電にも対応しています。
バッテリーは過充電や発熱などで劣化してしまいますが、改良されたスマートチップと良質なリチウムポリマーによって、劣化につながる原因を解消してくれます。過充電、過電圧、過電流、過放電などを防ぎ、500回以上繰り返し利用可能です。
- ケーブルの種類:Lightning、MicroUSB
- 容量:12000mAh
- 出力:最大2.4A
- サイズ:13.5×7×1.5cm
- 重量:194g
- その他機能:-
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【KYOKA】モバイルバッテリー 大容量 急速充電 4台同時充電
『KYOKA』の”モバイルバッテリー 大容量 急速充電 4台同時充電”は、30000mAhの大容量モバイルバッテリーです。ケーブルはLightning、MicroUSB、USB type-cを搭載しているので、デバイスに関わらず4台同時に充電することができます。
見た目も工夫されており、表面は鏡面仕上げのデザインです。スタイリッシュな見た目になっているので、おしゃれに持ち歩くことができます。
表面には液晶ディスプレイも備え、バッテリー残量が1%単位で表示され、充電タイミングがわかりやすいのも嬉しい機能です。
- ケーブルの種類:Lightning、MicroUSB、USB type-c
- 容量:30000mAh
- 出力:2.1A
- サイズ:約14.5×6.8x3cm
- 重量:391g
- その他機能:ディスプレイ、LEDライト
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【SURIA】モバイルバッテリー 大容量
『SURIA』の”モバイルバッテリー 大容量”は、3つの内蔵ケーブル、1つの出力ポートを搭載したモバイルバッテリーです。26800mAhの容量がありながら、2Aの高速出力も兼ね備えており、複数回の高速充電を実現しています。
さらに、安全保護機能も備わっているので、過出力や過放電、加熱などを防止し、バッテリーの劣化を最小限にしてくれるのも嬉しい機能です。
表面の加工は、汚れ・指紋が付きにくくなっており、滑らかで上質なデザインを長く維持することができます。
- ケーブルの種類:Lightning、MicroUSB、USB type-c
- 容量:26800mAh
- 出力:2.0A
- サイズ:14.3×7.6x3cm
- 重量:390g
- その他機能:-
楽天市場
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【TSUNEO】モバイルバッテリー 10000mAh 大容量 3ケーブル内蔵
『TSUNEO』の”モバイルバッテリー 10000mAh 大容量 3ケーブル内蔵”は、Lightning、MicroUSB、USB Type-cの3つのケーブルを内蔵しています。出力ポートも1つ搭載しているので、4台同時充電が可能です。
10000mAhという十分な容量がありつつ、iPhone6と同じくらいのサイズとなっており、携帯性に優れています。
表面は滑りにくいゴム素材を採用しているので、手に持って落としにくいのも持ち運びに適したポイントです。
- ケーブルの種類:Lightning、MicroUSB、USB Type-c
- 容量:10000mAh
- 出力:2.0A
- サイズ:5.5x10x 0.8cm
- 重量:210g
- その他機能:-
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【Briskyjp】モバイルバッテリー 軽量 ケーブル内蔵 10000mAh
『Briskyip』の”モバイルバッテリー 軽量 ケーブル内蔵 10000mAh”は、手のひらサイズのコンパクトさが特徴です。重量も240gと軽量で、外出やビジネス、観光などさまざまなシーンに気軽に持ち運ぶことができます。
ケーブルはMicroUSBが内蔵されています。LightningとUSB Type-cは変換用コネクタが付属されているので、機種に合わせて充電可能です。
USBポートも搭載されており、2台のデバイスを同時充電できます。
- ケーブルの種類:MicroUSB
- 容量:10000mAh
- 出力:2.0A
- サイズ:13.6×7.1x1cm
- 重量:240g
- その他機能:Lightning、USB Type-cの変換用コネクタを付属
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【TNTOR】ミニ 超薄型 モバイルバッテリー ケーブル内蔵
『TNTOR』の”ミニ 超薄型 モバイルバッテリー ケーブル内蔵”は、トランプカードほどのサイズ、わずか4mmの超薄型・コンパクトなモバイルバッテリーです。世界で一番薄くて軽いバッテリーであり、とにかく持ち運びやすくなっています。
薄型・コンパクトな分、バッテリー容量は2500mAhと最小限です。充電頻度が多くない方のバッテリーや緊急用のバッテリーに向いています。
- ケーブルの種類:Lightning
- 容量:2500mAh
- 出力:1.0A
- サイズ:9.1×6. x0.4cm
- 重量:57.7g
- その他機能:-
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【zawato】モバイルバッテリー 25000mAh 大容量 ケーブル内蔵
『zawato』の”モバイルバッテリー 25000mAh 大容量 ケーブル内蔵”は、正方形に設計されたコンパクトなモバイルバッテリーです。スマートな見た目ながら、容量は25000mAhを確保しており、スマホなどを複数回充電できます。
内蔵されているケーブルは、Lightning、MicroUSB、USB Type-cのほか、本体充電ケーブルとUSB出力ケーブルが一体になったケーブルが付いているのが特徴です。複数のデバイスを同時充電しつつ、ケーブルがごちゃつかず快適に使用できます。
- ケーブルの種類:Lightning、MicroUSB、USB Type-c
- 容量:25000mAh
- 出力:2.1A
- サイズ:11.2x11x5.2cm
- 重量:360g
- その他機能:-
【IVSO】モバイルバッテリー 12800mAh
『IVSO』の”モバイルバッテリー 12800mAh”は、Lightning、MicroUSB、USB Type-cを内蔵した携帯バッテリーです。12800mAhの容量と3本のケーブル・ポートを活用して、4台の機器を同時充電できます。
充電機能以外にも、内蔵式スライド式スタンドを搭載しているのが特徴です。充電しながらスマホを立てるスタンドになるので、動画や映画などを見ながら充電したいときに便利でしょう。
- ケーブルの種類:Lightning、MicroUSB、USB Type-c
- 容量:12800mAh
- 出力:2.1A
- サイズ:17.8×10.8×4.2cm
- 重量:499g
- その他機能:スライド式スタンド付き
【OMKUY】モバイルバッテリー 大容量
『OMKUY』の”モバイルバッテリー 大容量”は、Lightning、MicroUSB、USB Type-cの他に、コンセントプラグも内蔵しているマルチなバッテリーです。プラグを使用すれば、自宅やカフェの電源を使った充電もできるようになります。
さらに便利な機能として、バッテリー残量を表示するランプが搭載されています。適切なタイミングでチャージでき、携帯したものの充電が切れていたということが少なくなるでしょう。
- ケーブルの種類:Lightning、MicroUSB、USB Type-c
- 容量:10000mAh
- 出力:2.1A
- サイズ:16×7.5×1.3cm
- 重量:240g
- その他機能:プラグ内蔵
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【Nakyo】モバイルバッテリー 軽量 13800mAh ケーブル内蔵
『Nakyo』の”モバイルバッテリー 軽量 13800mAh ケーブル内蔵”は、LightningとMicroUSBが一体となった1本のケーブルを内蔵しています。最小限の内蔵ケーブルで充電できるので、スマートに使えるのが魅力です。
本体の重量は卵3つほど、サイズは手のひらにおさまるほどで、持ち運びやすさも持ち合わせています。機内持ち込みにも対応しているので、出張や旅行に携帯するモバイルバッテリーとしてもおすすめです。
- ケーブルの種類:Lightning、MicroUSB
- 容量:13800mAh
- 出力:2.1A
- サイズ:13.2×11.4×3.4cm
- 重量:220g
- その他機能:-
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便利なケーブル内蔵型モバイルバッテリーを使ってみよう
ケーブル内蔵型モバイルバッテリーは、ケーブルを持ち歩く必要がないので、ケーブル忘れを心配せずデバイスを充電できるのがメリットです。商品を選ぶ際は、端子やケーブル数、容量、出力などのポイントをおさえると失敗が少なくなります。