バッファローのルーターは、コストパフォーマンスや品質の高さに定評があります。
とても人気が高いメーカーですが、種類や機能が豊富なので、どれを選べばいいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、バッファローのルーターについて
- Wi-Fiルーターの選び方
- バッファローのルーターを利用する際に気をつけるポイント
- バッファローのおすすめルーター10選
について、徹底解説しています。
読み終えれば、バッファローのルーターを購入した方が良いのか、答えが見つかるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Wi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターは、種類が非常に多いので、「何を重視して選んだらいいか分からない」とお悩みの方も多いはず。
お店ですすめられて、なんとなく購入してしまうと、不要な機能がついていたり、使いにくかったりするかもしれません。
Wi-Fiルーター選びで失敗しないために、選び方のポイントをひとつずつ確認していきましょう。
間取りと利用人数を確認する
Wi-Fiルーターを選ぶ際は、自宅の間取りと利用人数を確認しておきましょう。
同じWi-Fiルーターでも、一人暮らし用とファミリー用では必要とされる機能や性能が異なります。
一人暮らし | MIMO* 2×2以上のアンテナが備わっているモデル |
ファミリー用(マンション) | MIMO* 3×3以上のアンテナが備わっているモデル |
ファミリー用(2〜3階建ての戸建て) | 縦や横方向に電波が飛ぶ方向をカスタマイズできる大型可動式アンテナ搭載モデル |
*MIMO(Multi Input Multi Outputの略称)とは、複数のアンテナを使ってデータを送受信する技術です。
IPv6に対応しているか確認する
IPv(Internet Protocol)とは、インターネット上でどのようなデータを、どのように送るかが決められているルールです。
2022年2月時点での主流は「IPv4」でしたが、現在の最新版がIPv6です。
バッファローのWi-Fiルーターには「IPv6 IPoEサービス対応」ロゴが記載されているので、パッケージを必ず確認してみましょう。
見つけられない場合は、店員さんに直接聞いてみることをおすすめします。
Wi-Fiの通信規格を確認しておく
インターネットを快適に楽しむには、通信規格の確認が必要です。
通信の世界には、国際的な標準規格が6種類あり、現在の主流は「11n」「11ac」の2つです。
最近は、4Kストリーミングや動画視聴、ハイレゾリューションオーディオなどの高品質なサービスが増えています。
品質が高いサービスを楽しむのであれば、容量が大きなデータ転送が必要です。
バッファローの場合、Wi-Fi規格が「Wi-Fi6」に対応しているモデルであれば、大容量のデータを通信できるようになるので、必ず「Wi-Fi6」に対応しているか確認しましょう。
バッファローのWi-Fiルーターを利用する際に気をつけるポイント
ルーターを選ぶ際に「安いから」「接続できればなんでもいい」という理由で、購入してしまうのは危険です。
各メーカーが、最新のルーターを次々に発表しており、便利になる一方で、
- 通信内容が盗み取られる
- ネットワークに不正に侵入される
などの犯罪のリスクが増えています。
ルーターを利用する際に、気をつけるポイントを参考にしてみてくださいね。
最新のファームウェアで運用する
ファームウェアとは、ルーターに内蔵されている、システムを制御するためのソフトウェアのこと。
ファームウェアの更新は手動もしくは自動更新になっており、バッファローのルーターは、自動で更新されます。
自動で最新の状態に更新される理由は、
- 周辺機器の性能を安定させる
- 脆弱性を狙った攻撃を避ける
上記2点が挙げられます。
セキュリティ対策や性能が改善された最新の状態で利用が可能です。
また脆弱性問題については、修理・サポートの保証期間を超えた場合でも、可能な限り対応しています。
安全性の高いパスワードに設定する
Wi-Fiルーターは、全ての通信端末をインターネットに接続できるツールです。
ルーターに接続する際に、パスワードを求められますが、面倒くさいという理由で、初期設定のまま利用している人も少なくないはず。
パスワードを設定していないと、ルーターの電波が届く範囲内の人であれば、外部から不正にアクセスされるので、非常に危険です。
WiFiのパスワードを設定する際には、必ずランダムな英数字を使っている複雑なパスワードを設定しましょう。
バッファローのルーターは、1台ごとにランダムな英数字が設定された状態で、出荷されている製品もあります。
家庭のネットワークリスクを守る
IoTが発展するにつれて、サイバー攻撃やウィルスへの感染など、乗っ取られるリスクが高くなります。
具体的には
- 通信内容を盗み見られる
- ネットワークに不正に侵入される
といったリスクです。
バッファローでは、セキュリティ対策が難しいスマート家電の代わりに、ルーターが自分や家族のネットワークを守ってくれる「ネット脅威ブロッカー」というサービスがあります。
ネット脅威ブロッカーは
- 外部からの不正な遠隔操作
- マルウェア等によるパソコン内のデータ、防犯カメラなどの個人情報の流出
- 家庭の機器を踏み台に、他社の機器がDoS攻撃される
上記3点に対して、対策が施されています。
バッファローのおすすめルーター10選!
ここでは、バッファローのおすすめルーター10選を紹介します。
一人暮らしやファミリー用(戸建、マンション)で使える、ルーターを厳選したので、ぜひ購入の際に参考にしてください。
WSR-1166DHPL2/N
WSR-1166DHPL2は、回線が混雑している場合でも、影響を受けにくいIPv6に対応しています。
通信規格は11acなので
- 同期作業
- 1GBを超えるHD動画の再生
- アプリや音楽データのダウンロード
が短時間でスムーズに行えます。
また、転送速度に余裕があり光インターネットのスピードが活用できる「Giga」ポートを利用できます。
WSR-5400AX6S-MB
WSR-5400AX6S-MBの特徴は、Wi-Fi規格である「Wi-Fi6(11ax)」です。
これまでのWi-Fi5(11ac)規格よりも、
- 通信速度が最大1,733Mbpsから最大4,803Mbpsに高速化された
- 新機能OFDMAによって、1つの通信で複数の端末と同時通信が可能
- TWT(Target Wake Time)で、端末の待ち受け時間を制御してバッテリー節約になる
といった機能が備わっています。
また、5GHzが4本と2.4GHzが2本のハイパワーアンテナが搭載されており、電波の死角がない設計になっています。
WSR-1500AX2S
WSR-1500AX2Sは、Wi-Fi6に対応しているWi-Fiルーターです。
コンパクトサイズなので、ワンルームの部屋にもスッキリ設置できます。
また2色のカラーバリエーションがあり、壁の色に合わせながら壁掛けも可能です。
ハイパワーアンテナを合計4本搭載しており、回線速度のムラを抑えて、広く電波を発信できます。
パソコンやスマートフォンなどの、端末の位置を判断して、最適な電波を届ける「ビームフォーミング」機能が備わっています。
WXR-5700AX7S/D
WXR-5700AX7S/Dは、
- 特定の方向に電波を強化できる
- 3軸回転外付けダイボールアンテナ搭載
- ワイドバンド 5GHz 160MHz
といった特徴を持ったWi-Fiルーターです。
また、家庭内アクセスの許可をしなくても接続できる「ゲストポート機能」がついています。
10Gbpsポートの有線ポートが備わっているので、通信速度が重要視されるネットゲームや動画を楽しみたい場合におすすめです。
WSR-3200AX4S
WSR-3200AX4Sは、狭いスペースでも設置できるコンパクトでスリムなWi-Fiルーターです。
5GHzと2.4GHzの共有アンテナが、4本内蔵されており、通信スピードが従来の1.4倍に増えたWi-Fi6が採用されています。
縦置きと横置きの両方に対応しているので、設置場所や部屋の雰囲気に合わせた取付けが可能です。
戸建てや広い部屋など、親機からの距離が離れていても、電波が届きやすい「ハイパワーアンテナ」が内蔵されています。
WXR-6000AX12S/N
WXR-6000AX12Sは、通信品質にこだわりたい方におすすめのWi-Fiルーターです。
10Gbpsに対応した有線ポートが搭載されているので、e-sportsなどのゲーミングルーターとしても性能を発揮します。
また3軸回転機能があり、アンテナの配置が自在にカスタマイズできる「デュアルスタックダイボールアンテナ」が搭載されています。
なので、家のどんな場所からでも快適な通信が可能です。
WSR-1800AX4S
WSR-1800AX4Sは、複数の部屋やマンションでの使用に適しているWi-Fiルーターです。
複数の端末に繋いでも速度が落ちにくく、同時通信が可能な「MU-MIMO」に対応しています。
また、電波の強度に応じて5GHzと2.4GHzの電波帯に自動で切り替わる「バンドステアリングLite」が搭載されています。
なので、ファミリー向けのルーターと言えますね。
WSR-A2533DHP3
WSR-A2533DHP3は、1.35GHzのデュアルコアCPUが搭載された、高速通信が可能なWi-Fiルーターです。
37.5mmの薄型設計なので、設置する場所に困る心配が少ないです。
内蔵された4本のアンテナによって、接続したいデバイスとルーターの向きに関わらず最適な通信環境が構築されます。
また、専用アプリをダウンロードすることで、端末から簡単に初期設定が可能です。
WXR-1750DHP2
WXR-1750DHP2は、可動式アンテナが3本ついており、最適な電波環境を構築できるWi-Fiルーターです。
ギガWi-Fiを実現する11ac準拠モデルなので、壁や天井などの障害物を避けて電波を届けられます。
また、バンドステアリング機能が備わっているので、5GHzと2.4GHzどちらか空いている帯域に自動で誘導される仕様です。
さらにアドバンスドQoS機能によって、状況に応じた通信の優先度を設定できます。
WMR-433W2
WMR-433W2は
- 持ち運びができてコンパクト
- 有線LANをWi-Fiで出力できる
といった特徴を持ったWi-Fiルーターです。
重さはわずか19gと、単三アルカリ電池よりも軽いです。
スマートフォンだけで初期設定ができる「QRsetup」が搭載されているので、簡単に端末と接続できます。
旅行や出張など、外泊が頻繁な方にとって、携帯できるおすすめのWi-Fiルーターです。
バッファローのWi-Fiルーター|自分に合ったものを選ぼう
ルーターはどれも機能が似ていると思われますが、一人暮らし・家族などの仕様する環境や利用人数によって、選ぶ機種が変わってきます。
インターネットを通じて
- 動画視聴
- オンラインゲーム
- テレワーク
をストレスなく利用したい場合には「IPv6に対応」「通信規格」は特に購入前に確認が必要です。
バッファローの場合、Wi-Fi6が最新の通信規格なので覚えておきましょう。
また機能面だけでなく、安全面にも注意が必要です。
- 安全性の高いパスワード設定
- 家庭のネットワークリスク
上記が対策がされているWi-Fiルーターであるかも、確認しましょう。
今回ご紹介したバッファローのWi-Fiルーター10選から、自分に合った1台が見つけてみてください。