都内を中心に電車・タクシーに代わる人々の新たな交通手段として、多くの人に利用されはじめているシェアサイクル。
利用料金も非常にリーズナブルで、設置箇所も増加し続けているため、一度利用してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ただシェアサイクルとはいっても、巷には様々な種類のサービスが存在するため、料金・対応エリアなどに大きな違いがあります。
この記事では、おすすめのシェアサイクルサービス3選を中心に、メリット・使い方などについて解説します。
読み終えれば、あなたもどのシェアサイクルを利用すればいいのか理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
シェアサイクルとは?
シェアサイクルとは、自転車を好きなタイミングで借りれるサービスのことで、ポート(自転車の貸出拠点)で自転車の貸し借りを行い、利用した時間に応じて料金がかかります。
主に都内を中心に利用されることが多く、現在は東京を中心に大阪・福岡など様々な地域で普及が進んでいるサービスです。
これまで都心での移動手段と言えば、電車・タクシーのどちらかを使うしか選択肢がありませんでした。
ただ電車は定刻で時間通りの乗車しなければなりませんし、満員電車は非常に不快です。
またタクシーを移動手段として使う場合は、たまになら良いかもしれませんが一般の人にとっては若干割高。
その点、交通渋滞を避けることができ、満員電車にも乗らず、リーズナブルに移動できるシェアサイクルは非常にメリットが大きいため注目されているのです。
シェアサイクルを利用するメリット
シェアサイクルを利用する主なメリットは3つ。
- 低コストで移動できる
- 交通状況に関係なく移動できる
- スマホから簡単に利用できる
低コストかつ、スマホを使って簡単に利用できるという点は、移動手段として非常に優秀なので、ぜひ利用を検討してみてくださいね。
低コストで移動できる
シェアサイクルを活用する上での大きなメリットは、低コストでお金をかけずに移動できるというポイントでしょう。
シェアサイクルは基本的に、30分間「80~150円」ほどで利用できるので、とにかく安価にお金をかけずに移動できます。
30分ほどあれば、都心部なら渋谷〜新宿間くらいは移動できてしまうので、非常に便利な移動手段であるということが分かるでしょう。
交通状況に関係なく移動できる
自転車を利用すると、交通渋滞が起きていたとしても、状況に関係なく移動することができます。
クライアントとの打ち合わせに遅れていて、タクシーに乗ったものの、交通渋滞が起きていて遅刻してしまったという方は少なくないですよね。
また「徒歩だと遠いけど電車に乗るほどでもない」という距離の場合、自転車に乗るという選択肢は非常に有効です。
交通状況に関係なく移動できるというのは大きなメリットなので、急いでいる時こそ有効であると覚えておきましょう。
スマホから簡単に利用できる
シェアサイクルを利用する場合、スマホアプリを使って簡単に登録・精算などを行うことが可能です。
借りる時も返却する時も、基本的にスマホで行うので、煩わしい登録作業などは一切必要ありません。
スマホさえあれば、サイクルポートから誰でも簡単に乗車できるというのが大きなメリットなので、気軽に一度利用してみることをおすすめします。
東京都内の利用でおすすめのシェアサイクルサービス3選
主に東京都内での利用におすすめなシェアサイクルサービスは3つです。
ドコモバイクシェア | ハローサイクリング | PiPPA | |
利用料金 | 150円/30分〜 | 70円/15分〜 | 110円/30分~ |
都内対応エリア | 都心部エリア(千代田・中央・新宿・港・品川など) | 山手線圏外のエリア(江戸川・台東・府中・武蔵野など) |
北東京エリア(豊島・練馬・板橋など)
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URL | https://docomo-cycle.jp/ | https://www.hellocycling.jp/ | |
特徴 | ・東京の中でも特に都心部でのシェアが多い ・利用できる台数が多い | ・都内以外でのエリアでの設置が多い ・広範囲に利用できる |
・料金が安い
・都心部での設置ポートは少ない |
どのシェアサイクルサービスもそれぞれ長所があるので、ぜひ自分の用途に合ったサービスを利用してみてください。
ドコモバイクシェア
ドコモバイクシェア | |
利用料金 | 150円/30分〜 |
都内対応エリア | 都心部エリア(千代田・中央・新宿・港・品川など) |
URL | https://docomo-cycle.jp/ |
特徴 | ・東京の中でも特に都心部でのシェアが多い ・利用できる台数が多い |
都内の特に都心部で利用するなら、最もおすすめなのが「ドコモ・バイクシェア」。
大企業であるドコモが、膨大な資本を投下しているだけあって、設置されているポートは、非常に多くどこで借りても、ほぼ不便なく返却できます。
料金も特別高い訳ではなく30分150円〜利用できるので、都内での利用にはぴったりでしょう。
アプリも非常に使いやすいので、都心での利用を検討している方は、ぜひドコモ・バイクシェアを利用してみてください。
ハローサイクリング
ハローサイクリング | |
利用料金 | 70円/15分〜 |
都内対応エリア | 山手線圏外のエリア(江戸川・台東・府中・武蔵野など) |
URL | https://www.hellocycling.jp/ |
特徴 | ・都内以外でのエリアでの設置が多い ・広範囲に利用できる |
「ハローサイクリング」は、ソフトバンクの社内ベンチャーが運営しているサービスで、こちらも非常に多数の設置台数が見受けられます。
もちろん都心にもポートは設置されているのですが、ドコモバイクシェアと比較すると、都心以外のエリアの方が対応範囲が広いことが分かっています。
具体的には江戸川区・葛飾区などの東側エリア、府中市などの西側エリアなど、都心から離れたエリアにポートが設置されています。
都内から離れたエリアでの利用が多いのであれば、ハローサイクリングの方を利用すべきでしょう。
PiPPA
PiPPA | |
利用料金 | 110円/30分~ |
都内対応エリア |
北東京エリア(豊島・練馬・板橋など)
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URL | |
特徴 |
・料金が安い
・都心部での設置ポートは少ない |
先述した2サービスとは大きくシェアが少ないものの、価格の安さでは「PiPPA」はおすすめできます。
東京都内でも北側のエリアのみに展開しており、池袋駅を中心に練馬区・板橋区などの区に集中して展開中です。
生活圏内が東京の北側区域で、リーズナブルに利用したい方は、ぜひ利用を検討してみてください。
シェアサイクルだけではなく電動キックボードも利用してみるべき
シェアサイクルによって街のモビリティの形は大きく変容を遂げようとしています。
ただ同じような用途で利用されている「電動キックボード」も、2021年4月から都内で実証実験が行われる等、普及が進んでいます。
シェアサイクルと比較すると、交通規制などの問題がクリアできていないものの、電動で動かすことができて、置く時に幅を取らないキックボードは「使い勝手が最高」との声も。
都内で利用するなら電動キックボードも、今後新たな移動手段となる可能性が高いので、ぜひ利用を検討してみてください。
電動キックボードなら「LUUP」がおすすめ
電動キックボードのレンタルサービスを利用するなら、シェアを伸ばしている「LUUP」が非常におすすめです。
現在は渋谷・新宿・六本木の3区での利用が進んでおり、アプリに登録して簡単なテストを行えば誰でも簡単に利用できます。
自転車と違って電動キックボードは、ほとんど力を使わずに移動できるので、非常に面白い試みができます。
渋谷・新宿間での移動が多い方は、ぜひ一度電動キックボード「LUUP」を利用してみてくださいね。
まとめ|シェアサイクルサービスを利用して都内も快適に移動しよう!
都心部の混み合った公共交通機関を利用するよりも、自転車を利用して移動するシェアサイクルは、非常に効率的な新しい移動手段だと言えます。
今後ますますシェアサイクルの需要が増えていくことが予想され、都内でも一般的な交通手段として認識されていくでしょう。
シェアサイクルサービスを利用することで、都内もより快適に移動できるようになるので、ぜひ積極的にサービスを利用してみてください。