どこにでも持ち運べて、いつでもスマホやパソコンを充電できるモバイルバッテリー。便利なため一度使ったら手放せませんよね。しかし発火や、最悪の場合には爆発してしまう危険性もあります。本記事でモバイルバッテリーの安全について学びましょう。
モバイルバッテリーは安全性が大切
モバイルバッテリーは、充電速度や大きさなどの機能・使い心地も大切ですが、安全性も大切です。しかし、安全性はどこを見れば良いかわからず、特に気にしていない方も多いでしょう。
モバイルバッテリーを使っていて、危険な目に遭う可能性は低いです。しかしゼロではありません。実際にモバイルバッテリーが、飛行機内で発火・爆発したというニュースもあります。
そのようなトラブルに見舞われることを防ぐためにも、モバイルバッテリーの安全につい正しい知識を身につけましょう。
モバイルバッテリーの安全マーク「PSEマーク」とは?
「PSEマーク」を知っていますか?PSEマークは「電気用品安全法(PSE法)」をクリアしている証としてつけることができます。
「電気用品安全法(PSE法)」は経済産業省が管理する、電気製品による事故を防ぐために施行された法律です。
「PSEマーク」を取得することは、簡単なことではありません。各種手続きや厳しい検査を経て、認められた製品のみが取得可能です。
つまり、モバイルバッテリーに「PSEマーク」がついている場合、そのモバイルバッテリーは安全と認識できます。
現在モバイルバッテリーは、「PSEマーク」がなければ販売することができません。なぜなら、モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池が原因の事故が多発したからです。
つまり、国内で購入したモバイルバッテリーは「PSEマーク」の基準をクリアしており、安全ということになります。
しかし、「PSEマーク」が付いているから100%安全というわけではありません。高温や低温の場所に放置したり、水に濡らしてしまったりするなどの行為は危険です。
モバイルバッテリーを扱うときは丁寧に扱いましょう。
安全なモバイルバッテリーを選ぶために注意すべき3つのポイント
安全なモバイルバッテリーを選ぶためには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 信頼できるメーカーか
- 商品説明が充実しているか
- トラブル防止機能が付いているか
信頼できるメーカーか
大手モバイルバッテリーメーカーが販売するモバイルバッテリーは、基本的に安全です。
- アンカー
- エレコム
- ソニー
- チーロ
以上のような大手メーカーが販売するモバイルバッテリーは、安心して使用できるでしょう。
商品説明が充実しているか
特にECサイトでモバイルバッテリーを購入する際に注意したいのが、「商品説明が充実しているか」ということです。
『Amazon』や『楽天』などのECサイトでは、さまざまな商品が販売されています。ほとんどの商品は信頼できるメーカーのものですが、中にはそうでない商品もあります。
また、怪しいメーカーの商品に限って、価格が安い場合が多いです。そういった商品は商品説明がほとんどありません。
値段だけで決めるのではなく、商品説明もしっかり見て、購入する商品を決めましょう。
トラブル防止機能が付いているか
モバイルバッテリーは例え安全基準を満たしているものであっても、
- 発熱
- ショート
- 過電流
- 過電圧
などのトラブルを起こしてしまうことがあります。
こういったトラブルを防ぐために、トラブル防止機能が付いたモバイルバッテリーを選びましょう。
具体的には、
- 引火しにくい素材を使用している
- 安全制御チップ
- 多重回路保護機能
などです。
モバイルバッテリーを購入する際は、上記のような記載が商品説明欄にないか確認してみてください。
安全なモバイルバッテリーおすすめ5選
安全なモバイルバッテリーおすすめ5選を紹介します。
【Anker】PowerCore 10000
モバイルバッテリーメーカー最大手の『Anker(アンカー)』のモバイルバッテリーです。色は、ブラック、ブルー、ホワイト、レッド
の4種類から選べます。
日本やアメリカをはじめとする世界各国で、3000万台以上を販売しているロングセラー製品です。世界最小&最軽量クラスなので、持ち運びにも便利でしょう。
最大で24ヶ月間の保証がついていて、Anker会員の方は保証が6ヶ月延長されます。
【エレコム】DE-M04L-3200
『エレコム』が販売するモバイルバッテリーです。色は、グリーン、ピンク、ブラック、ブルー、レッド、ホワイトフェイスの中から選べます。
500回使用可能なリチウムイオン電池を搭載しており、耐久性も抜群です。
形が丸くてコンパクトなのが特徴です。小さなポーチなどにも収納できます。
モバイルバッテリー下部についている顔は、ホワイトフェイスというカラーを選択すればついてきますよ。
【ソニー】モバイルバッテリー CP-V5BAB
『ソニー』が販売しているモバイルバッテリーで、色はブラックのみです。SafeChargeを搭載しており、給電時や充電時の安全性に配慮した作りになっています。
また、USB接続時に無負荷を検知して自動停止するなど、安全面の配慮もバッチリです。
他のモバイルバッテリーと比べても薄型で、厚さはわずか1cmほどしかありません。持ち運びにも便利です。
重量も他モバイルバッテリーと比べて軽いですよ。
【cheero】 Power Plus 3 13400mAh DANBOARD Auto-IC機能搭載
こちらは『cheero(チーロ)』と『DANBOARD(ダンボー)』のコラボ商品です。見た目や色合いが可愛らしく、つい欲しくなってしまいますよね。
色は、オリジナルカラー(茶色)、スノーマン(白)、スーパーカー(赤)から選べます。『DANBOARD(ダンボー)』のコラボということもあり、オリジナルカラーがダントツで人気です。
見た目のこだわりもさることながら、安全面へのこだわりも充実しています。高品質電池を使用しており安心して使用できますよ。また、1年間の保証付きです。
『DANBOARD(ダンボー)』というと段ボールのイメージがありますが、当モバイルバッテリーは難燃性の素材を使用しているので安心してください。
【マクセル】 mobile VOLTAGE MPC-WF1
『マクセル』が販売するモバイルバッテリーで、色はブラックのみです。このモバイルバッテリーの特徴は、スマホやパソコンの充電ができるだけでなく、無線ルーターにもなるという点です。
複数台の機器をを同時にネットに接続したいときにも役立ちます。さまざまな用途でも使える多機能モバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーシェアリングもおすすめ!
モバイルバッテリーがあれば、いつでもどこでもスマホを充電できます。
「朝は充電が100%でも、午後には充電が切れてしまう」という方も多いでしょう。そういう方にとってはモバイルバッテリーは非常に便利です。
しかし、モバイルバッテリーは持ち運ぶ際に荷物になるというデメリットがあります。大きさは小さいですが、大きさの割に重量があります。
そこでおすすめなのが、モバイルバッテリーシェアリングです。
モバイルバッテリーシェアリングとは
モバイルバッテリーシェアリングとは、いつでもどこにいても必要なときだけモバイルバッテリーをレンタルできるサービスです。
カーシェアリングのモバイルバッテリー版のようなものです。
コンビニや駅などにモバイルバッテリーシェアリング用の専用端末が設置されており、そこでモバイルバッテリーをレンタルできます。
また、借りたモバイルバッテリーを元の場所に返却する必要はありません。専用端末が設置されている場所であれば、どこでも返却可能です。
つまり移動中にレンタルして移動先で返却することもできます。
モバイルバッテリーシェアリングを活用すれば、モバイルバッテリーを持ち歩かずとも、スマホやおパソコンの充電の不安から解放されるでしょう。
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モバイルバッテリーは安全かつ快適に使おう!
モバイルバッテリーは、充電容量や大きさ、重さのみならず、安全性も大切です。安全なモバイルバッテリーを安全に使って、モバイルバッテリーのトラブルを防ぎましょう。
また、モバイルバッテリーシェアリングの使用もぜひ検討してみてください。